大活躍スツール。

こんにちは。キナルの岩佐です。
今日はスツールのあれこれについてちょこっとお話します。

一家に一台必ずある家具って、
ダイニングテーブルやダイニングチェア、ソフォにセンターテーブル、
それから本棚やベッド、それくらいでしょうか。
でも意外と注目度数が低めでありながら、
実はものすごーく便利だったりするのが、スツールってご存知ですか?

我が家にはスツールがえぇっと・・・5脚あります。
まぁ家具屋なので、
着るものより食べるものよりついつい目がいくのが家具ってわけで、
家族構成の割りには多めかもしれませんが、
どの椅子もものすごーく重要な役割をしています。

というのは、スツールって思ってる以上に使えるヤツだから。

例えば、
・玄関でブーツや紐靴を履くときちょっと腰かけたいとき
・朝晩の着替えでちょっと腰掛けたいとき(靴下とか)
・お風呂上りに洗面台などでお肌のお手入れや髪を乾かすとき
・ダイニングで大勢で食事をする際に「あら椅子が足りないわ・・・」なとき
・高いところにある収納棚にある物を取りたいとき
・台所でお豆をむいたり皮むきを大量にして疲れたとき

活躍する場面って数えたらキリがないんです。

あと意外なのは、ソファにお客様をお通ししたときに、
お客様の真横に座れずに向かい合って床に座ったりしてませんか?
(王様と下僕みたいな目線関係になってちょっと笑えますよね。)
向かい合ってソファを置いていればいいですけど、
部屋のスペース的にそこまで置けない方も多いと思います。
だからそんなときにささっとスツールを持って来るとちょうどいい。
あと、ソファの横に置いて飲みかけの珈琲や本を置いたりも。
サイドテーブルの代わりですね。

だから実はリビングでも活躍します。
使わないときには、観葉植物を飾っても雰囲気良いし。

ただ、使う場面によってスツールの高さは違う方がいいので、
そこだけはよく考慮しないといけません。

でもダイニングチェアでもソファでも、
これほどは多方面で活躍はしないと思います。
片手で持てないし、重いし大きいし、めんどうですよね。

あ、そう言えば先日のGWにベランダでバーベキューをしたときにも、
ささっとダイニングから2脚持って行ったっけ。
ダイニングチェアを外に出すのは躊躇するけど、
あれなら終わったあとサッと脚を拭いてまたすぐに戻せるから、
我が家ではよくやっちゃいます。




だから、わたしはよくお客様にスツールをオススメしています。
かしこまってないし、大げさでもないし、
ちゃんと役割が決まってない分どんな使い方でもいい。
そんな中途半端さって日常の生活にあると便利なんですよ。

こちらは飛騨産業株式会社の「Standerad Collection」より、
ウォールナット材のスツール。(販売価格¥24,150)
  *こちらは踏み台としてはお使いになれません。
落ち着いた色合いと奇をてらってないシンプルなデザインは、飽きずに長く使えます。



日本において飛騨の家具は戦前戦後の成長に重要な役割をしてきました。
日本の家具の原点がそこにあると言っても過言ではないです。
そんな飛騨で職人さんがひとつひとつ誇りを持って作っている椅子です。
自信の表れでしょうね、10年保証も付いています。

実店舗にも置いているので、
触って座って体感してみてください。
他にもいくつかスツールを置いています。

お値段だけを見るとちょっと「わ、高っ!」って思う方もいるかもしれませんが、
去年買った冬のコートより安かったりしませんか?
そのコート、1年中着ますか?そして一生着ますか?
このスツールは1年中いつでも使えます。
そして、使い込めば使い込むほど味わいを増して、
家族の大事な家具のひとつとして役割を全うしてくれると思います。
そう思うと決して高くはないと思うんですよね、わたしは。

30代も後半になると、
その物に対する対価について考えてお買い物をするようになりました。
   *対価=財物や行為などによって人に与えた利益に対して受け取る報酬
お金の使い方も慎重になる分、無駄使いも減った気がします。

ちょっとどころか長くなりました。すいません。
ではでは今日はこの辺で。