お味噌汁。

我が家では、和食党の主人と息子のために、毎朝お味噌汁を作ります。
結婚当初、主人の冷蔵庫にあったお味噌でお味噌汁を作ったときに、
あまりにおいしくって、びっくりしました。

これは、わたしの味ではない!と。

  九州の実家では、田舎のおばぁちゃんが手作りのお米で、
  手作りのお味噌を作ってくれていたのですが、これとはまた違うおいしさ。

やっぱりお米のおいしい東北だから、お味噌もおいしいのかぁ・・・と思ったものです。

そのお味噌もあっさりすっかり無くなったので、主人に入手先を聞いたところ、
どうも、会津の(主人の)実家では親戚一同が集まって、
毎年、お味噌を作って分け合う風習があるのだと。

   だからおいしかったのか~!わたしも参加したい!と、ひとり感動しました。


が、そんな素敵な風習も参加者の高齢化を期に、近年なくなってしまいました。


それから、わたしのお味噌行脚が始まりました。
まずは、無添加のものを中心にスーパーのをいろいろと試し、
郡山市にあるお味噌屋さんに行き、
さらには、インターネットで話題のお味噌を買い求め・・・・。

好みはあるでしょうけど、
あの親戚一同で作っていたお味噌の味になかなか辿り着けないのです。


と、義母にそれとなくそんな話をしてみたら、実は義母もわたしと同じ行動をしていたと。
ふたりで笑いました。


 そんなこんなで過ごしていたら、義母から弾んだ声が。
 求めていたお味噌に出会ったよ~!と。
 義母が、お友達の農家(の親戚みんな)で作っているお味噌があんまりおいしかったので
 分けて頂けるようお願いしてくれたのだそうです。(笑)


義母と、「これこれ、この味よねぇ~~~。」と、にんまり。


これで、また毎朝のお味噌汁の味が安定しそうです。(笑)




無垢のアカシアの木を削りだしたトレイ。→ 
肌触りが滑らかで、とてもよい雰囲気です。 他サイズもアリ。